5月の米消費者信頼感指数は予想ほどの低下は示さず

日本時間23時に5月調査分の米コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表され、102.3と前回修正値から2ヵ月連続の低下となった。ただ、市場の予想ほどは米消費者の信頼感は低下しておらず、100を下回ることが予想されていたが、その水準は維持されている。

インフレは依然高水準が続く中、労働市場が近く軟化し始めるとの見通しを背景に、米消費者の間では信頼感が低下している。同指標の中の労働指数も2021年4月以来の低水準となっているが、それでも、過去の基準からは高い水準となっている。ピークからはかなり低下してはいるものの、差し迫った景気後退は示唆していない。

コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)23:00
結果 102.3
予想 99.1 前回 103.7(101.3から修正)