東京為替:ドル・円は反発、欧州通貨に連れ高

24日の東京市場でドル・円は反発。米長期金利の低下でドル売りが先行し、早朝から下落基調に。日経平均株価の続落で円買いも強まり、午後は一時138円23銭まで値を下げた。ただ、ドルは夕方にかけて欧州通貨に追随し、138円73銭まで切り返した。

・ユーロ・円は149円07銭から149円57銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0768ドルから1.0789ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円138円60-70銭、ユーロ・円149円50-60銭
・日経平均株価:始値30,728.69円、高値30,856.92円、安値30,566.83円、終値30,682.68円(前日比275.09円安)

【金融政策】
・NZ準備銀行:政策金利を0.25ポイント引き上げ

【要人発言】
・オアNZ準備銀行総裁
「しばらくは制限的な政策を維持すると予想」
「据え置きか利上げか、難しい判断だった」
・NZ準備銀行(声明)
「インフレ率を目標に戻すため金利は当面制限的な水準にとどまる必要」
「インフレ期待の指標とともにインフレはピークから低下し続けると予想」
「政策金利の据え置きと引き上げについて議論」

【経済指標】
・英・4月消費者物価指数:前年比+8.7%(予想:+8.2%、3月:+10.1%)
・独・5月IFO企業景況感指数:91.7(予想:93.1、4月:93.6)

《TY》