19日の日本国債市場概況：債券先物は148円65銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2023年6月限
寄付148円52銭 高値148円68銭 安値148円52銭 引け148円65銭
売買高総計15750枚

2年 448回 -0.058％
5年 158回 0.103％
10年 370回 0.396％
20年 184回 0.990％

債券先物6月限は、148円52銭で取引を開始。米国の追加利上げ継続観測や債務上限問題の合意期待による金利上昇、また、日本の株高やインフレ上振れを受けて、売り先行となった。その後、植田日銀総裁の講演を夕方に控え、財務省の流動性供給入札の結果は無難との見方になるなか買い戻しが優勢になり、148円68銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が売られた。

＜米国債概況＞
2年債は4.21％、10年債は3.62％、30年債は3.89％近辺で推移。
債券利回りはやや低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.43％、英国債は3.93％、オーストラリア10年債は3.59％、NZ10年債は4.38％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]

＜海外＞
・21:30 カナダ・3月小売売上高（前月比予想：-1.4％、2月：-0.2％）
・21:45 ウィリアムズNY連銀総裁基調講演（Fed主催金融政策調査会議）
・22:00 ボウマン米FRB理事討論会参加（テキサス銀行協会年次大会）
・24:00 パウエル米FRB議長とバーナンキ元議長討論会参加（Fed主催金融政策調査会議）
・04:00 ラガルドECB総裁討論会参加（ブラジル中銀主催）

（海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間）

《KK》