17日の日本国債市場概況:債券先物は149円12銭で終了

<円債市場>
長期国債先物2023年6月限
寄付148円79銭 高値149円17銭 安値148円74銭 引け149円12銭
売買高総計15483枚

2年 448回 -0.066%
5年 158回 0.093%
10年 370回 0.359%
20年 184回 0.968%

債券先物6月限は、148円79銭で取引を開始。米国の堅調な4月小売売上高や地区連銀総裁らのタカ派的な発言を受けた金利上昇にともない、売りが先行して148円74銭まで下げた。しかし、押し目買いにより反転したといわれ、その後も財務省の20年債入札の結果は強めと見方から買いが強まり、149円17銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。

<米国債概況>
2年債は4.07%、10年債は3.52%、30年債は3.84%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.32%、英国債は3.78%、オーストラリア10年債は3.42%、NZ10年債は4.19%。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]

<海外>
・18:00 ユーロ圏・4月消費者物価指数改定値(前年比予想:+7.0%、速報値:+7.0%)
・21:30 米・4月住宅着工件数(予想:140.0万戸、3月:142.0万戸)
・21:30 米・4月住宅建設許可件数(予想:143.0万戸、3月:143.0万戸)

(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)

《KK》