ダウ先物は55ドル高 米債務上限問題に楽観的 NY連銀指数が予想下回る=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:45)
ダウ先物 33410(+55.00 +0.16%)
S&P500 4146.75(+8.75 +0.21%)
ナスダック100先物 13426.00(+29.75 +0.22%)

米株価指数先物市場でダウ先物は55ドル高。米債務上限問題でバイデン大統領と共和党が妥協点を見い出せるのではとの楽観的な雰囲気が広がっている。バイデン大統領は先週末に「デフォルト(債務不履行)を回避するための交渉は進んでおり、交渉担当者は向こう数日のうちに理解をより深めるだろう」と語った。大統領とマッカーシー下院議長(共和)ら議会指導者らが16日にも再度会談する予定。

この債務上限問題は定期的に訪れるイベントで昨年の中間選挙の結果を受けてねじれ議会になった時点からこの問題はクローズアップされていた。市場も慣れっこになっているのか、以前のオバマ政権時に政府機関が一時閉鎖になった時ほどの動揺はない印象。それ以上にバイデン大統領が共和党が要求している歳出削減をどこまで呑むのかを警戒している向きも少なくない。歳出削減が大きいようであれば、景気に影響しかねないと考えているようだ。

日本時間21時半にNY連銀製造業景気指数が発表され、-31.8と予想を大幅に下回り、ダウ先物は伸び悩む動きが見られている。

NY連銀製造業景気指数(5月)21:30
結果 -31.8
予想 -3.8 前回 10.8

(NY時間08:55) 時間外
アップル<AAPL> 173.12(+0.55 +0.32%)
マイクロソフト<MSFT> 309.62(+0.65 +0.21%)
アマゾン<AMZN> 110.73(+0.47 +0.43%)
アルファベット<GOOG> 116.90(-1.02 -0.86%)
テスラ<TSLA> 167.56(-0.42 -0.25%)
メタ・プラットフォームズ<META> 236.78(+2.97 +1.27%)
AMD<AMD> 95.17(-0.09 -0.09%)
エヌビディア<NVDA> 284.36(+0.96 +0.34%)