4日のNY市場は続落

NYDOW : 33127.74 (-286.50)
NASDAQ : (11966.40;-58.93)
CME225 : 28625 (-505(大証比))

[NY市場データ]

4日のNY市場は続落。ダウ平均は286.50ドル安の33,127.74ドル、ナスダックは58.93ポイント安の11,966.40で取引を終了した。地銀ウェスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)が身売りを含む複数の選択肢を検討しているとの昨日引け後の報道を材料に地銀、金融の下げが全体の下落をけん引。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを受けて地銀の経営安定性に対してさらに警戒感が強まり、日中下げ幅を拡大した。その後、ウェスタン・アライアンスが身売り報道を否定したほか、FRBの利上げ停止が近づいたとの見方がハイテクを支援し、下げ幅を縮小した。セクター別では不動産が上昇した一方で、銀行、耐久消費財・アパレルが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比505円安の28625円。ADR市場では、対東証比較(1ドル134.25円換算)でトヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>をはじめ全般下落した。