ETF売買動向=7日寄り付き、野村日経平均の売買代金は98億円と活況

7日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比42.3%減の345億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同67.4%減の139億円となっている。

個別ではiFreeETF TOPIXインバース <1457> 、NEXT インドベア <2047> 、iシェアーズ 米国債 3-7年 ETF(為替ヘッジあり) <2856> 、iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、TOPIXベア上場投信 <1569> など21銘柄が新高値。グローバルX NASDAQ100・カバード・コール <2865> 、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、SMDAM 日経225 <1397> 、One ETF 高配当日本株 <1494> など210銘柄が新安値をつけている。

そのほか目立った値動きではNEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が7.25%高、グローバルX MSCI 気候変動対応 <2848> が6.29%高、MAXIS米国国債20年超(為替ヘッジなし) <182A> が5.75%高、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が4.99%高、東証REITインバースETF <2094> が3.68%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は14.43%安、NEXT ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は10.75%安、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は9.82%安、NZAM REIT指数 <1595> は5.98%安、純金上場信託(現物国内保管型) <1540> は5.16%安と大幅に下落している。

日経平均株価が2843円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT 日経225連動型 <1321> が売買代金98億8400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金49億800万円を大きく上回る活況となっている。

その他の日経平均ETFでは日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が10億7500万円、上場インデックスファンド225 <1330> が6億5100万円、iシェアーズ・コア 日経225 ETF <1329> が5億5500万円、日経平均ベア上場投信 <1580> が5億3600万円、iFreeETF 日経225 <1320> が4億4400万円の売買代金となっている。