ETF売買動向=4日前引け、野村独株H有が新高値

4日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比45.4%増の2182億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同50.4%増の1854億円だった。

個別ではNEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> が新高値。iFreeETF FANG+ <316A> 、グローバルX US テック・配当貴族 ETF <283A> 、NEXT インド株式 <1678> 、グローバルX インド・トップ10+ ETF <188A> 、iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF <201A> など10銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではVIX短期先物指数ETF <318A> が8.77%高、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が3.99%高、iFreeETF S&P500 インバース <2249> が3.58%高と大幅な上昇。

一方、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> は7.23%安、NEXT 原油ブル <2038> は5.01%安、グローバルX Morningstar <2252> は4.50%安、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は4.40%安、グローバルX 半導体 ETF <2243> は4.36%安と大幅に下落した。

日経平均株価が688円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1068億1100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金886億8200万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が181億300万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が135億8700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が121億200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が101億7400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が84億9800万円の売買代金となった。