ETF売買動向=20日前引け、VIXETF、野村医薬品が新安値

20日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比19.8%増の1625億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同22.8%増の1419億円だった。

個別ではVIX短期先物指数ETF <318A> 、グローバルX 超長期米国債 ETF <180A> 、上場インデックスファンドS&P インバース <2240> 、NEXT 医薬品 <1621> 、グローバルX インド・トップ10+ ETF <188A> など12銘柄が新安値。

そのほか目立った値動きではWisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> が3.23%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.70%安、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> は4.51%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は4.10%安と大幅に下落した。

日経平均株価が584円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金889億3300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金661億2100万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が101億8800万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が89億3800万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が78億6800万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が74億4400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が70億1100万円の売買代金となった。