・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:1000万円、上限募集額:3000万円 |
・ | VC出資実績あり |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | エンジェル税制あり(優遇措置A及びプレシードシード特例適用) |
・ | 株主優待あり:同社ECサイト割引クーポンなど |
・ | みなし時価総額:1億5750万円 |
・ | 類似上場企業:ソフトマックス <3671> [東証G]、サスメド <4263> [東証G]、Welby <4438> [東証G]、TDSE <7046> [東証G]、PRISM BioLab <206A> [東証G] |
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算
欧米では100年以上前から大学教育も
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
L&Kメディカルアートクリエイターズは、医学医療分野に特化した「メディカルイラストレーション」を制作するベンチャー企業です。
メディカルイラストレーションとは、医療の知識とイラスト描画技術を駆使して、「誰」に「何」を伝えたいのかを的確に表現したもので、イラストのほか動画や3DCGもこれに当たるといいます。
欧米では、100年以上前から大学等で教育が行われ、「メディカルイラストレーター」という職業や職能団体が確立している一方、日本では教育機関は大学が1校あるのみで、専門的な資格も職能団体もないそうです。
「メディカルイラストレーションの制作には、医療の知識とイラスト描画技術の両方の専門性が求められ、弊社はその2つを高い水準で有しております」(同社)
現在、医科大学や医療専門出版社を中心に販路を拡大し、売上は創業3年で約5倍に成長。「弊社代表・佐久間は日本臨床外科学会内で座長も務めており、医療業界とのつながりを構築している点も強みであると考えています」(同社)。
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・潜在需要を充足させるメディカルイラストレーターの数・質の不足
・潜在需要には浸透していない認知度
・経験や得手不得手を考慮した適材適所の振り分け配置
【解決方法】
・体系的に学べるメディカルイラストレーション講座の設立
・講座修了者への同社が認定するメディカルイラストレーターの授与
・ランク制度を構築し、難易度による適正な案件の振り分け
・職能団体の設立、各地の大学病院などへのメディカルビジュアルセンターの設置
・各医学系大学等内にビジュアルセンターを作り、メディカルイラストレーターを提供する
]
正しい情報で医療を「分かりやすく」
(出典:FUNDINNO)
医療者が手術の効果やリスク、治療方針について説明しても、患者は難しいと感じることが多く、また、同じ医師でも専門領域が異なるだけで内容が通じにくい用語が使われるケースもあると同社は考えています。
同社は、メディカルイラストレーションという可視化された正しい情報を提供し、医療の「分かりにくい」を「分かりやすく」することを目指しています。
「現在、メディカルイラストレーションの分野には明確な資格制度がなく、メディカルイラストレーターは数・質ともに不足しています。弊社がメディカルイラストレーターの教育プログラムやランク制度を導入し、将来的には日本全国にメディカルイラストレーターを派遣したいと考えています」(同社)
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
日本のヘルステック市場規模は2023〜2030年に年平均約6.16%成長し、2030年に6億9000万ドルを突破する見込みだといいます。
「市場の伸びを背景に、メディカルイラストレーションが必要とされる市場自体も大きくなり、医療分野のみならず、健康・ヘルステック分野でもニーズが高まっていくと考えています」(同社)
現在、生成AIによるイラスト描画も可能ですが、医療については、伝えたいことを正確、的確に示す図を作成することはまだ難しいそうです。
「弊社はメディカルイラストレーターによる100%オリジナル制作で、正しい情報を提供することが可能です。また、著作物の権利関係が明確になっている点も重要です。生成AI時代にこそ、メディカルイラストレーションが必要であると考えています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
メディカルイラストレーションは医学書や学術論文、手術記録、患者説明資料などさまざまな場面で使われるイラストであり、同社ではこの分野の第一人者・レオン佐久間氏に認められたメディカルイラストレーターが制作し、品質を担保しているといいます。
今後、メディカルイラストレーターの教育とランク制度の構築が必要不可欠であるといい、メディカルイラストレーターを育成する事業を展開する計画です。
「さらに、ランク制度によってメディカルイラストレーターの実力が可視化されると、適材適所の振り分け配置が可能になります」(同社)
(出典:FUNDINNO)
現在、同社は医科大学や医療専門出版社にメディカルイラストレーションを提供して収益化しており、メディカルイラストレーターの育成事業によって、生産量の向上と受注数の増加に伴う売上増加を見込んでいます。
その後、メディカルイラストレーターの派遣事業や医療分野以外の健康・ヘルステック分野などへの展開が進めば、ビジネスモデルが変化し、収益の柱が複数化していく計画です。
レオン佐久間氏の知見とイラストの品質の高さは、他社がまねできない優位性だといい、「弊社の品質の高いメディカルイラストレーションが広がることで、医療の『分かりにくい』を解決していく世界を目指しています」(同社)。
今後の成長に向けて
(1)将来的なExitはIPOを計画
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
直近は、メディカルイラストレーター育成に向けた教育システムやランク制度の構築を計画しています。
メディカルイラストレーション講座から卒業生が出て、1期生が活躍するようになれば、メディカルイラストレーターになりたいと考える人が増えて、専門職ビジネスに向けた準備に入ることができるという想定です。
(3)中長期計画
領域に特化したメディカルイラストレーターを育成する専門職ビジネスを進める計画です。職能団体の設立や大学病院などへのメディカルビジュアルセンターの設置により、メディカルイラストレーターの提供も加速させたいといいます。
「この頃にはJETRO(日本貿易振興機構)と協業で、経済成長の著しいフィリピンなどの東南アジアへの本格的な進出も計画しています」(同社)
メディカルイラストレーションが普及し、同社の認証「LKMAC(エルケーマック)」がブランド化されていくフェーズでは、健康・ヘルステック分野でもメディカルイラストレーションが使われると見込んでいます。
「将来的にはメディカルイラストレーションが日本全国に浸透し、国民の医療リテラシーが1段階上がると考えています」(同社)
(4)2033年にメディカルイラストレーション案件2000件以上を計画
(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ソフトマックス <3671> [東証G]
・サスメド <4263> [東証G]
・Welby <4438> [東証G]
・TDSE <7046> [東証G]
・PRISM BioLab <206A> [東証G]
株主優待
【基準日】
毎年9月末日
【優待内容】
同社ECサイトで使える割引クーポンのほか、名刺などさまざまなシーンで使える「似顔絵イラスト」のデータを提供
・1〜49株保有:ECサイト5%オフクーポン
・50〜99株保有:ECサイト10%オフクーポン
・100株以上保有:「似顔絵イラスト」制作+ECサイト15%オフクーポン
【申し込み方法】
基準日経過後、メールにて申し込みの案内をする。
【注意事項】
・1人、1年に1回限りの優待。
・「似顔絵イラスト」は投資家本人、家族、ペットでも可。
・優待内容は今期(2025年9月期)の内容。
・優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
L&Kメディカルアートクリエイターズ株式会社
埼玉県東松山市松葉町二丁目3番3号アナトリア宮下103号室
資本金:4,950,000円(2024年12月23日現在)
発行済株式総数:173株(同)
発行可能株式総数:10,000株
設立日:2021年1月7日
決算日:9月30日
※2025年1月20日を効力発生日として、1株を90株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施、1月28日を効力発生日として、分割後の株式数において180株の普通株式の発行を行っており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は15,750株、発行可能株式総数は100,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 佐久間研人
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 3,000株
■募集株式の払込金額
1株当たり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,000万円を以下の目的に充てる予定。
人件費 500万円
広告宣伝費 100万円
プラットフォーム費用 80万円
外注費 100万円
手数料 220万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額2,000万円(目標募集額1,000万円と上限募集額3,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
人件費 600万円
広告宣伝費 300万円
外注費 300万円
備品購入 150万円
コンサルティング費用 210万円
手数料 440万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年2月18日〜3月10日
■目標募集額
10,000,000円(上限募集額 30,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は24,000,000円とする。
■払込期日
2025年4月3日
■連絡先
L&Kメディカルアートクリエイターズ株式会社
電話番号:0493-81-5712
メールアドレス:ir_info@lkmac.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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