米労働生産性、堅調なペースで上昇 FRBにとっては朗報

先ほど発表の第4四半期の米労働生産性は、前期比年率1.2%増と、堅調なペースで上昇し、経済成長を後押しした効率性の向上が顕著だった昨年を締めくくった。昨年通年の生産性上昇率は2.3%で、2020年のパンデミックを除けば過去14年間で最も高い伸びとなった。一方、同時に発表になった単位労働コストは3.0%増となった。昨年通年の単位労働コストは2.6%上昇。

生産性向上が人件費抑制に役立つことを期待しているFRBにとっては朗報。ここ数年の生産性の急上昇は、雇用市場の圧力を軽減し、インフレを目標の2%に近づけるのを支援している。

生産高は2.3%増、労働時間は1%増、時間当たり報酬の伸びは4.2%だった。