株価指数先物【昼】 -1σ水準での底堅さがみられる

日経225先物は11時30分時点、前日比140円高の3万8880円(+0.36%)前後で推移。寄り付きは3万8940円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8955円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。中盤にかけて上げ幅を広げており、一時3万9190円まで買われた。ただし、買い一巡後は終盤にかけて軟化し、3万8840円まで上げ幅を縮める場面もみられた。

日経225先物は中盤にかけての上昇で75日移動平均線(3万9020円)を上回ったものの、同水準をキープできす、終盤にかけてロング解消に向かわせたようだ。ただし、ボリンジャーバンドの-1σ(3万8730円)に接近する局面では底堅さがみられており、ショートを仕掛けづらくさせている。-1σ水準が支持線として機能するようだと、後場は75日線突破からショートカバーを誘う可能性もありそうだ。

NT倍率は先物中心限月で14.13倍と、前日比横ばいで推移している。一時14.11倍まで下げる場面もみられたが、円高が重荷となる形で輸出株が売られており、NTショートにも振れにくい状況である。