29日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比36.3%減の1438億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同37.1%減の1190億円だった。
個別ではグローバルX レジャー&エンターテインメント <2645> 、グローバルX 銀行 高配当-日本株式 <315A> 、NEXT 銀行 <1631> 、NZAM 上場投信 DAX(為替ヘッジあり) <2089> 、NEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> など9銘柄が新高値。
そのほか目立った値動きではOne ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> が31.85%高、NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> が6.42%高、WisdomTree 貴金属バスケット <1676> が3.88%高、iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> が3.63%高と大幅な上昇。
一方、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> は3.62%安と大幅に下落した。
日経平均株価が215円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金678億6300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均942億900万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が123億5500万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が87億1300万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が72億6300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が69億2200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が65億6900万円の売買代金となった。