株価指数先物【昼】 3万9000円回復後は75日線近辺での値動き

日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の3万8940円(+1.22%)前後で推移。寄り付きは3万8770円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8795円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。直後につけた3万8680円を安値にロング優勢の流れとなり、一時3万9050円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は終盤にかけてやや上げ幅を縮めているが、75日移動平均線水準で推移。

日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(3万8810円)を突破したことでショートカバーを誘う形となり、その後75日線(3万8970円)突破でリバウンド基調が強まり、節目の3万9000円を回復した。回復後は利益確定に伴うロング解消とみられる動きから上げ幅を縮めているが、ショートも入りにくいなか、75日線近辺での底堅さがみられている。後場は終盤にかけて持ち高調整の流れになりそうだが、75日線水準での推移が続くようだと、ショーカバーを誘う展開もあるだろう。

NT倍率は先物中心限月で14.33倍と横ばいで推移。上昇して始まったが、75日線(14.37倍)に上値を抑えられる格好だった。変わらずの水準まで低下しており、短期的には改めてNTロングが入る可能性はありそうだ。