*米住宅着工件数(12月)22:30
結果 149.9万件
予想 132.7万件 前回 129.4万件(128.9万件から修正)
結果 149.9万件
予想 132.7万件 前回 129.4万件(128.9万件から修正)
*建設許可件数(12月)22:30
結果 148.3万件
予想 146.0万件 前回 149.3万件
きょうは12月の米住宅着工件数が発表され、年率換算で149.9万件と予想以上に増加し、昨年2月以来の高水準となった。特に集合住宅の急増が寄与した。
一戸建て住宅の着工件数は前月比3.3%増の年率105万件と、同じく昨年2月以来の高水準。一戸建ては着工件数の大半を占める。アパートなど集合住宅は62%近く増え、2011年以来の大幅増となった。
着工件数は12月に大きく拡大したが、2024年の年間ベースでは2019年以来の低水準に留まった。住宅ローン金利は年間を通じて6%を超え、足元では7%を上回っている。住宅価格も高騰しており、手頃に購入できる物件が少なくなっていたところに金利負担も増した格好となった。
一方、12月の住宅建設許可件数は予想は上回ったものの前回から減少した。全て集合住宅によるものだった。一戸建ての許可件数は昨年2月以来の高水準となっていた。
需要の鈍さを反映し、建設中の物件数は過去1年ほど減少傾向にある。12月は減少ペースが緩やかになったが、21年8月以来の低水準を記録。完成物件数も一段と落ち込み、昨年3月以来の低い水準となった。
着工件数は地域別では4つのうち3つで増加。最大市場の南部では18%近く増加した。