*ADP雇用統計(12月)22:15
結果 12.2万人
予想 13.9万人 前回 14.6万人
結果 12.2万人
予想 13.9万人 前回 14.6万人
朝方発表になった12月のADP雇用統計で、雇用増加数は12万2000人と過去4カ月で最低となり、予想も下回った。米民間部門における雇用の伸びが12月に鈍化し、労働需要の減速が続いていることを示唆している。
雇用増は業界によってまちまちで、教育および医療サービス、建設、レジャーおよびホスピタリティの分野で最も大きな増加が見られた一方、製造業、資源および採掘、専門、ビジネスサービスでは人員削減が見られた。
この数字からは、2024年の米労働市場は緩やかな軟化が年末まで続いたことを示唆している。
賃金上昇もさらに鈍化。転職した労働者の賃金は7.1%増加した一方、転職しなかった労働者の賃金は2021年半ば以来で最も低い4.6%の増加に留まった。地域別では西部が雇用増加の最大地域となり、その大半は従業員数500人以上の大企業によるものだった。