ETF売買動向=6日前引け、アセアン50、GX優証隔月が新高値

6日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比46.7%増の2239億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同60.2%増の1822億円だった。

個別ではグローバルX 米国優先証券(隔月) <2019> 、NEXT アセアン好配当ETN <2043> が新高値。iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> 、JPX日経400ベア2倍上場投信(ダブルインバース) <1469> 、グローバルX 超長期米国債 (為替ヘッジあり) <179A> 、上場インデックスファンドフランス国債(ヘッジあり) <2862> 、iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF <1496> など9銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が6.09%高、NEXT 原油ブル <2038> が5.68%高、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> が5.67%高、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> が4.02%高、WisdomTree WTI 原油上場 <1690> が3.89%高と大幅な上昇。

一方、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> は7.88%安、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> は6.69%安、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> は6.02%安、グローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> は5.61%安、iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> は5.07%安と大幅に下落した。

日経平均株価が500円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1175億1100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金754億9900万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が139億6900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が109億1200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が91億800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が84億6400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が69億6500万円の売買代金となった。