2日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比0.9%増の1273億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同8.8%増の1071億円だった。
個別ではNEXT 銀行 <1631> 、iFreeETF S&P500(ヘッジあり) <2248> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2514> 、MAXIS米国株式(S&P500) <2630> 、グローバルX フィンテック-日本株式ETF <2836> が新高値。グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> 、iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA <2510> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が3.68%高と大幅な上昇。
一方、NZAM 上場投信 フランス国債 7-10 <2092> は4.92%安、NZAM 上場投信 ドイツ国債 7-10 <2091> は3.39%安と大幅に下落した。
日経平均株価が11円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金683億3400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均794億5100万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFでは日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が88億2400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が73億9100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が70億7800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が57億円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が41億3100万円の売買代金となった。