| ・ | 普通株式型 |
| ・ | 目標募集額：408万2400円、上限募集額：7008万1200円 |
| ・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
| ・ | エンジェル税制あり（優遇措置A） |
| ・ | 株主優待あり：オーダーメイドジェルネイルシール「ミリミー」体験 |
| ・ | みなし時価総額：3億9996万円 |
| ・ | 類似上場企業：Aiロボティクス <247A> [東証G]、コンヴァノ <6574> [東証G]、MTG <7806> [東証G]、AB＆Company <9251> [東証G]、クオンタムソリューションズ <2338> [東証S] |
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算
美容EC業界で10年超のキャリア
Lproofの藤井涼子代表は大学を卒業後、美容EC業界で10年以上、キャリアを積んできました。
新卒で入社したセプテーニ・ホールディングス <4293> [東証S]のグループ会社で、化粧品EC企業のデジタルマーケティングに従事。その後、マーケティングコンサルティング会社では、ゼロから化粧品事業の立ち上げを支援、1年ほどで売上を1億円超へ、その後、数億円規模へとスケールさせた実績があります。
また、パーソナライズ化粧品ベンチャーでは売上を急成長させ、執行役員に就任するなど、一貫して美容領域でのEC事業開発に携わってきました。
2022年7月にLproofを創業。同社は「ごきげんな指先つづく とけない魔法」をコンセプトに、AIを活用したオーダーメイドネイルシール「ミリミー（mmme）」を展開しています。
ネイルシール市場は急成長していますが、柔らかなシールを爪に合わせてカットする手間がユーザーのペイン（悩みの種）だといい、「ミリミー」では米国企業と共同開発したAI技術により、スマートフォンで撮影するだけで、爪のサイズと形状を認識。「これにより、それぞれの爪にぴったりフィットするネイルシールが届き、『貼るだけ5分で完成』という手軽さを実現しました」（同社）。
同社は、エヌビディア<NVDA>のスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception」に採択されており、「ユーザーのペインをAIで解決するAI×美容ベンチャーとして、企業価値を高めていく所存です」（同社）。
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・マーケティングの強化
・LTV（顧客生涯価値）の向上
【解決方法】
・人員採用などにより、社内体制を構築
・クロスセル製品（フットネイル）の開発
「第3の選択肢」としてのネイルシール
ある調査では、16歳までの子どもがいる25〜44歳の女性の約5割が、仕事と家事・育児を両立するために最も減らしている時間として「美容にかける時間」と回答。一方で、同年代の女性で、最も増やしたい時間として「美容にかける時間」を挙げた人も5割を超えているといいます。
（出典：FUNDINNO）
同社によると、ネイルアートの歴史は浅く、ジェルネイル（※）は登場からまだ20年ほど。全工程を自身で行う「セルフネイル」は近年、急速に多様化しているといい、ジェルネイルと同じ成分を配合した新素材「ネイルシール」は、その簡便さから大きな注目を集めているそうです。
「しかし、自分の爪に合った横幅のものを選び、貼った後に爪切り等で縦幅を調整する必要があることから、30分〜1.5時間ほどかかる上、人によってクオリティに差が出てしまうのが現状です」（同社）
※アクリル樹脂やジェルなどを直接盛って、爪の延長や補強を行う付け爪の技術（同社注）
市場の魅力・事業内容・特徴・ビジネスモデル
（出典：FUNDINNO）
ネイル市場はコロナ禍から復活しつつあり、2023年の市場規模は約2115億円に達する見込みだといいます。
ある調査では、75％の人が過去1年間にセルフネイルを利用した経験があると回答。また、早さに特化したネイルサロンが上場するなど「忙しい現代人に合わせて、ネイルサロンでも『タイパ（タイムパフォーマンス）』のトレンドが進んでいます」（同社）。
ネイルシール市場では韓国発のG社が急成長しており、2015年のローンチ以降、これまでに累計約600万個を販売。2021年に日本市場に本格参入し、初年度は約25億円以上を売り上げているそうです。
「弊社は、こうした企業をロールモデルにAI技術で『個別最適化』し、『タイパ』需要に応えるという面で新しい価値を提供します」（同社）
（出典：FUNDINNO）
同社の「ミリミー（mmme）」は、AIテクノロジーを活用したオーダーメイドネイルシールです。
スマートフォンで撮影した手の爪の写真を送るとAIが爪の形を分析。独自開発のシステムで美しい線画データに整えて、レーザーカッターでカットし、一人一人にフィットするネイルシールを制作します。
最大の特徴は「自分の爪のサイズに合わせてカットする必要がない」こと。難しい技術は不要で、貼った後にUV/LEDランプで固めるだけで5分ほどで完成するため、「忙しい20〜40代のママ世代でも本格的なネイルが楽しめます」（同社）。
2024年7月にリリース以降、積極的な営業活動よりもサービスの質を上げることに注力してきたといい、「リリース後わずか2カ月で累計出荷枚数1000枚を突破するなど多くの方に注目いただいています」（同社）。
（出典：FUNDINNO）
爪は人だけでなく指ごとに大きさや湾曲の度合いが異なるといい、その複雑さから、ネイルプリンターなどの他社テクノロジー機器も、クオリティや価格の面で普及が進んでいなかったそうです。
同社は米国のAI美容企業と連携し、膨大な爪のデータを基に会社設立2年でようやく解析技術を完成、これに独自開発のシステムを組み合わせて、高精度な爪の形状分析とネイルシールの製造が可能になったといいます。
「こうした技術により、従来のネイルシールの難しさであった『サイズが合わない』『貼るのが難しい』という点を解決。手軽にジェルネイルのようなクオリティの指先が実現できます」（同社）
「ミリミー」のデザインは、ネイルシールの本場・韓国のメーカーと日本人のネイリストによるチーム体制で作成し、現在は200通り以上の組み合わせが可能に。オフィスでも使いやすいベーシックなものから、トレンドを取り入れたものまで幅広く、今後もラインアップを拡充していく予定です。
マネタイズについては、主にサブスクリプションサービスとして販売しており、配送頻度は使用ペースに合わせて調整可能。継続率を維持する工夫として、会員限定のデザインの開発を予定しているほか、今後、キッズネイルやネイルケア用品の販売も行うといいます。
「『ネイルは特別な日だけする』という方も多くいます。そのため、大切な方へのギフトにも最適だと考えています。現在、ネイルシールは単品で購入することも可能ですが、今後はギフトチケット等の販売も検討しています」（同社）
今後の成長に向けて
（1）2027年IPO準備開始
（出典：FUNDINNO）
（2）短期計画
（出典：FUNDINNO）
今後はさらにサブスク会員を増やすため、マーケティングの強化を図る計画です。
インフルエンサーを活用した広告宣伝では、初月から一定の販売成果を上げられたといい、有名インフルエンサーとのコラボデザインを販売した実績もあり、今後はブランドや企業とのコラボデザインも予定しています。
また、2024年11月現在、ファッションサブスクリプションサービスを展開するエアークローゼット <9557> [東証G]とのコラボ企画も進行中です。
さらに、2026年のリリースを目標に、要望が多いフットネイル向けのサービス開発も進めています。
「現在、『手はネイルサロンを利用しているが、足はネイルシールを利用したい』という要望を多く頂いています。ハンドネイルで培ったノウハウを生かしながら、新たな市場開拓を目指しています」（同社）
（3）2029年に出荷ネイルシート年間合計170万枚を計画
（出典：FUNDINNO）
株主構成
同社は、以下の事業会社及びCVCより出資を受けています。
・株式会社SEKAISHA
類似上場企業（業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業）
・Aiロボティクス <247A> [東証G]
・コンヴァノ <6574> [東証G]
・MTG <7806> [東証G]
・AB＆Company <9251> [東証G]
・クオンタムソリューションズ <2338> [東証S]
株主優待
【基準日】
毎年1月末日
【優待内容】
オーダーメイドジェルネイルシール「ミリミー」を体験できるギフトチケットをプレゼント。
・27株以下
選べる1デザイン（2シート入り）UVランプ・トップコート付き
・28〜81株
選べる2デザイン（4シート入り）UVランプ・トップコート付き
・82株以上
選べる3デザイン（6シート入り）UVランプ・トップコート・プライマー＆リムーバー付き
【申し込み方法】
・基準日経過後、株主名簿に登録された住所にギフトチケットを発送する。
・ネイルを利用する本人が、ギフトチケットのQRコードを読み取り、オンラインショップからデザインの選択・爪の撮影を行う。
【注意事項】
・注文時、ネイルを利用する本人が同社オンラインショップのアカウントを作成する。
・1人、1年に1回限りの優待。
・優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社Lproof
東京都港区麻布台3-5-5-608
資本金：14,990,000円（2024年10月25日現在）
発行済株式総数：11,110株（同）
発行可能株式総数：100,000株
設立日：2022年7月22日
決算日：6月30日
※2024年11月12日を効力発生日として、1株を10株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は111,100株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 藤井涼子
■募集株式の種類及び数（上限）
普通株式 19,467株
■募集株式の払込金額
1株あたり 3,600円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額408万円を以下の目的に充てる予定。
広告宣伝費 318万円
手数料 89万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額6,599万円（目標募集額408万円と上限募集額7,008万円との差額）を以下の目的に充てる予定。
広告宣伝費 2,916万円
人件費 1,506万円
Footネイル開発費 725万円
手数料 1,451万円
■投資金額のコース及び株数
97,200円コース（27株）
194,400円コース（54株）
291,600円コース（81株）
388,800円コース（108株）
486,000円コース（135株）
972,000円コース（270株）
1,944,000円コース（540株）
2,916,000円コース（810株）
3,888,000円コース（1,080株）
4,860,000円コース（1,350株）
9,720,000円コース（2,700株）
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、486,000円コース（135株）までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,720,000円コース（2,700株）を上限とする。
■申込期間
2024年11月27日〜12月11日
■目標募集額
4,082,400円（上限募集額 70,081,200円）
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は55,792,800円とする。
■払込期日
2025年1月9日
■連絡先
株式会社Lproof
電話番号：03-4400-5102
メールアドレス：pr@lproof.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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