ETF売買動向=14日前引け、野村米ESG、米国配当貴族が新高値

14日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.9%減の1398億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同5.5%減の1151億円だった。

個別では上場インデックスファンド(ダウ平均)為替ヘッジなし <2235> 、NEXT FUNDSS&P500 ESG指数 <2635> 、MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 <1550> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2513> 、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> など16銘柄が新高値。iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> 、iシェアーズユーロ建て投資適格社債ETF(為替ヘッジあり) <2623> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> 、iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり) <2621> 、グローバルX ホテル&リテール・J-REIT <2098> など16銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> は7.07%安、NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> は5.75%安、NEXT FUNDS タイ株式SET50指数 <1559> は5.45%安と大幅に下落。

日経平均株価が39円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金757億400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均873億3800万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が90億5500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が82億8200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が62億1000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が44億8400万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が36億1500万円の売買代金となった。