ETF売買動向=8日寄り付き、日経レバの売買代金は214億円と活況

8日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比27.9%減の426億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同17.4%減の347億円となっている。

個別ではNEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジなし) <2633> 、MAXIS米国株式(S&P500) <2630> 、MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり) <2632> 、上場インデックスファンドS&P レバ2倍 <2239> など19銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> 、iFreeETF TOPIXダブルインバース <1368> など10銘柄が新安値をつけている。

そのほか目立った値動きでは中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が5.11%高、One ETF ESG <1498> が4.19%高、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.00%高、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> が3.58%高、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> が3.42%高と大幅な上昇。

一方、NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> は5.36%安、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> は3.20%安、中国H株ベア上場投信 <1573> は3.01%安と大幅に下落している。

日経平均株価が301円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金214億5100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金160億5200万円を大きく上回る活況となっている。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が25億3300万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が23億5400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が22億5600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が19億9600万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が12億600万円の売買代金となっている。