ETF売買動向=7日前引け、日興ダウヘ有、野村マレシアが新高値

7日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.3%増の2441億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同23.6%増の1960億円だった。

個別ではMAXIS米国株式(S&P500) <2630> 、iシェアーズ S&P 500米国株 ETF <1655> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジなし) <2633> 、上場インデックス米国株式 <1547> など29銘柄が新高値。iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、NEXT NY ダウ・ベア・ドルヘッジETN <2041> 、TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジあり) <2839> 、NEXT FUNDSFTSE世界国債 <2512> など12銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> が4.87%高、NEXTTOPIX Core 30 <1311> が3.74%高、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> が3.52%高、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が3.37%高、NEXT 金融 <1632> が3.35%高と大幅な上昇。

一方、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は4.46%安、グローバルX US REIT・トップ20 <2018> は4.03%安、iシェアーズ米国リート ETF <1659> は3.39%安、WisdomTree 銀上場投資信託 <1673> は3.35%安、純銀上場信託(現物国内保管型) <1542> は3.29%安と大幅に下落した。

日経平均株価が158円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1275億6000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金906億3200万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が168億1800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が120億2400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が92億5400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が89億7600万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が67億8400万円の売買代金となった。