ETF売買動向=5日大引け、全銘柄の合計売買代金1928億円

5日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比39.7%減の1928億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同43.2%減の1560億円だった。

個別ではMAXIS米国国債1-3年(為替ヘッジなし) <181A> 、iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF <236A> 、SBI サウジアラビア株式上場投信 <273A> が新高値。グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> 、グローバルX ホテル&リテール・J-REIT <2098> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではグローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> が4.93%高、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> が4.70%高、グローバルX 自動運転&EV <2867> が4.27%高、上場インデックスファンドS&P レバ2倍 <2239> が4.21%高、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が3.88%高と大幅な上昇。

一方、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> は3.47%安、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> は3.09%安と大幅に下落した。

日経平均株価が421円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1064億6000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1635億5400万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が110億7000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が78億6800万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が77億8500万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が71億5000万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が35億1800万円の売買代金となった。