ETF売買動向=31日前引け、SPDR、金先物Wブルが新高値

31日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.5%減の1447億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同8.7%減の1231億円だった。

個別ではSPDRゴールド・シェア <1326> 、NEXT 金価格連動型 <1328> 、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> が新高値。上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> 、iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 <2853> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではMAXIS JAPAN設備・人材積極投資企業200 <1485> は5.64%安、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> は5.62%安、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> は5.23%安、MAXIS米国国債20年超(為替ヘッジあり) <183A> は4.58%安、WisdomTree 白金上場投資信託 <1674> は3.39%安と大幅に下落。

日経平均株価が160円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金862億1000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は885億5900万円で、やや下回った。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が65億600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が64億300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が55億4300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が52億8100万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が36億9700万円の売買代金となった。