ETF売買動向=30日大引け、全銘柄の合計売買代金2438億円

30日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.1%増の2438億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同19.2%増の2082億円だった。

個別ではNEXT 金価格連動型 <1328> 、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> 、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> 、グローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、WisdomTree 金上場投資信託 <1672> など8銘柄が新高値。iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではMAXIS米国国債20年超(為替ヘッジあり) <183A> が4.35%高、NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> が4.21%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が3.77%高、半導体フォーカス日本株(ネットリターン)ETN <163A> が3.75%高、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が3.69%高と大幅な上昇。

一方、MAXIS JAPAN設備・人材積極投資企業200 <1485> は17.83%安、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は3.05%安と大幅に下落した。

日経平均株価が373円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1453億7700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1418億3600万円をやや上回った。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が125億2600万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が116億1300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が106億7900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が89億300万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が44億3900万円の売買代金となった。