29日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.9%減の2119億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同41.5%減の1746億円だった。
個別ではSPDRゴールド・シェア <1326> 、WisdomTree 金上場投資信託 <1672> 、NEXT 日経300株価上場投信 <1319> 、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> 、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> など7銘柄が新高値。
そのほか目立った値動きではNZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が4.89%高、東証グロース・コアETF <1563> が3.06%高と大幅な上昇。
一方、NEXT 原油ブル <2038> は3.30%安と大幅に下落した。
日経平均株価が298円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1200億500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1532億1200万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が116億6100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が100億8600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が97億6200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が60億3900万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が60億700万円の売買代金となった。