ETF売買動向=15日前引け、iFSPWブ、日興SPレ2が新高値

15日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比47.2%増の2369億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同42.2%増の2023億円だった。

個別ではグローバルX S&P500配当貴族 <2236> 、iシェアーズ 米国高配当株 ETF <2013> 、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株 <2846> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジあり) <2634> など24銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> 、NEXT 日経平均インバース <1571> 、NEXT NY ダウ・ベア・ドルヘッジETN <2041> 、iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> など16銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではグローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> が4.37%高、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が3.47%高、MAXIS日経半導体株上場投信 <221A> が3.41%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が3.38%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が3.02%高と大幅な上昇。

一方、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> は20.00%安、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> は18.19%安、NEXT 原油ブル <2038> は6.05%安、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> は4.42%安、NEXT NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> は4.00%安と大幅に下落した。

日経平均株価が626円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1391億6100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金970億3300万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が150億1600万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が86億3300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が80億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が77億5500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が52億4100万円の売買代金となった。