ETF売買動向=7日大引け、全銘柄の合計売買代金3497億円

7日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比57.1%増の3497億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同55.3%増の2898億円だった。

個別ではiFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> 、グローバルX US REIT・トップ20 <2018> 、MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> 、iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> 、iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF <236A> など16銘柄が新高値。iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> 、中国H株ベア上場投信 <1573> 、iFreeETF TOPIXダブルインバース <1368> 、iFreeETF 日経平均ダブルインバース <1366> 、TOPIXベア2倍上場投信 <1356> など9銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではグローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> が5.37%高、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.90%高、NZAM TOPIX <1596> が4.45%高、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> が4.04%高、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> が3.85%高と大幅な上昇。

一方、上場中国A株パンダ <1322> は14.88%安、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> は5.79%安と大幅に下落した。

日経平均株価が697円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1889億4600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2000億3600万円を下回った。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が185億900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が171億7300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が135億2600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が125億8600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が89億6000万円の売買代金となった。