ETF売買動向=1日前引け、GXCFキン、GX中国EVが新高値

1日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比40.1%減の1838億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同39.7%減の1638億円だった。

個別ではNZAM 上場投信 S&P500 <2086> 、グローバルX S&P500 配当貴族 <2095> 、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> 、グローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> 、MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> など9銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、上場インデックスファンドS&P インバース <2240> 、iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> 、NEXT インドベア <2047> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が6.15%高、中国H株ベア上場投信 <1573> が3.84%高、NEXT MSCIジャパンカントリーESG <2643> が3.58%高、WisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> が3.57%高、東証スタンダードTOP20ETF <1551> が3.12%高と大幅な上昇。

一方、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は5.81%安、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> は4.27%安、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.23%安と大幅に下落した。

日経平均株価が556円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1088億5300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1158億9800万円を下回った。

その他の日経平均ETFでは日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が105億1800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が97億8900万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が97億4400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が82億8700万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が38億6900万円の売買代金となった。