株価指数先物【昼】 底打ちを探る動きからのロング対応に

日経225先物は11時30分時点、前日比1840円安の3万8010円(-4.61%)前後で推移。寄り付きは3万7900円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7450円)にサヤ寄せする形で、売り先行で始まった。直後に付けた3万7860円を安値にやや下げ幅を縮めるなか、現物の寄り付き直後には3万8470円まで持ち直し、75日移動平均線(3万8060円)のほか、ナイトセッションで付けた高値(3万8400円)を上回る場面もみられた。ただし、75日線をキープできず、終盤にかけては寄り付き水準を下回っての推移となった。

日経225先物は一時3万8470円まで下げ幅を縮めたものの、75日線を支持線に変えることができず、戻り待ち狙いのショートに押される格好となった。ただし、25日線(3万7370円)を意識したバイアスは強まっておらず、積極的にはショートは仕掛けにくいだろう。売り一巡後の底打ちを探る動きのなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

NT倍率は先物中心限月で14.33倍に低下した。先週末のNTロングに対するリバランスの動きとなったが、先週末の上昇前の水準に低下してきたため、リバランスは一巡したようだ。日経225先物が3万8000円水準での底堅さがみられてくるようだと、改めてNTロングに向かわせよう。