今週の日経平均終値は3万9829円で、前週末比2105円高でした。
今週の日経平均は先週に続いて大幅高となり、8月安値(1番底)、9月安値(2番底)による完全な2点底形成確認週となりました。これにて現状のファンダメンタルズ(金利、為替、景況感)が維持されている間は2番底である3万5000円を下回ることはなくなりました。むしろ米国で利下げが来年にかけて続くことや、米景気のソフトランディングが成功しそうな雰囲気から、さほどの円安がなくても日経平均は4万円超えに向けて動くことはほぼ間違いないでしょう。政策発信音痴な日銀の邪魔もしばらくはありませんので、秋相場で4万1000円も十分に狙えると思います。当初、今期業績予想が微減か横ばいだったものが、最近になって増益に転じている状況も追い風となりそうです。(ストック・データバンク 編集部)