株価指数先物【昼】 日銀会合待ちのなかでショートカバー強まる

日経225先物は11時30分時点、前日比830円高の3万7720円(+2.24%)前後で推移。寄り付きは3万7590円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7530円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き時には3万7740円まで買われ、買い一巡後に3万7530円まで上げ幅を縮めたが、押し目待ち狙いの買い意欲は強く、高値圏での推移となった。下値を徐々に切り上げる動きのなか、終盤にかけては一時3万7760円まで買われた。

日経225先物は買い一巡後は高値圏での膠着となった。ただし、為替市場ではドル円が朝方からやや円高に振れるなど、日銀の金融政策決定会合の結果待ちで動きづらいなか、底堅さが意識されていた。高値圏での推移が続いていることでショートカバーが断続的に入ったとみられる。

NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。14.30倍を回復して始まり、一時14.24倍と前日の終値水準まで軟化する場面もみられたが、200日移動平均線が支持線として意識された。