今週の日経平均終値は3万6581円で、前週末比190円高でした。
今週の日経平均は小反発となりました。先週に大きく下げて目先の戻り一服を確認したあと、今週は週間安値(3万5247円)をつけたあと上昇に転じ、今度は目先の下値も確認したような格好です。米国株の上昇はプラスに働きますが、1ドル=140円台まで進んだ円高は明らかにマイナスで、先週にる程度戻った日経平均ですが3万7000円以上はなかなか難しい状況かもしれません。波乱の夏相場を経て現状は米利下げと米景気のソフトランディングのバランスの取れる水準を模索中といったところでしょう。ここから大きく下げる材料がほぼないのは安心ですが、かと言って大きく上げる材料がすぐに出る風でもありません。特に日本株は円高がある分だけ米国株よりパフォーマンスが落ちる秋相場になるでしょう。(ストック・データバンク 編集部)