ETF売買動向=12日前引け、WT商品総合、インドベアが新安値

12日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.2%増の1823億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同20.5%増の1542億円だった。

個別ではWisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> 、NEXT インドベア <2047> が新安値。

そのほか目立った値動きではMAXIS日経半導体株上場投信 <221A> が7.70%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が6.80%高、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> が6.24%高、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> が5.81%高、NEXT 日経300株価上場投信 <1319> が5.23%高と大幅な上昇。

一方、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は5.74%安、iFreeETF S&P500 インバース <2249> は3.21%安と大幅に下落した。

日経平均株価が985円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1039億7600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金991億800万円をやや上回った。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が113億5000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が87億9400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が62億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が61億3400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が55億5300万円の売買代金となった。