ETF売買動向=10日前引け、iS米25ヘが新高値

10日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比18.8%減の1723億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同13.1%減の1511億円だった。

個別ではiシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> が新高値。WisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> 、WisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> 、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が4.20%高、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> が3.34%高と大幅な上昇。

日経平均株価が28円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1037億7100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1120億1300万円を下回った。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が102億3400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が98億6700万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が60億1900万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が45億1700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が43億300万円の売買代金となった。