ETF売買動向=30日前引け、野村医薬品、GXCFキンが新高値

30日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.0%増の1632億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同18.1%増の1398億円だった。

個別ではNEXT 医薬品 <1621> 、iFreeETF インドNifty50 <233A> 、グローバルX MSCI キャッシュフローキング <234A> 、グローバルX 高配当30-日本株式 <235A> が新高値。iシェアーズ 日本国債7-10年 ETF <236A> 、iシェアーズ 米債25年ロング <237A> 、iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が3.88%高、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が3.58%高、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.40%高と大幅な上昇。

日経平均株価が222円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1071億400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金803億4000万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が59億3800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が54億3100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が53億7100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が49億8600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が33億3000万円の売買代金となった。