【クラファン】創造性やつながりを創出 “安心安全”子ども向けSNS開発の4kiz、8月31日募集開始

子ども向けSNSアプリを開発・運営する株式会社4kiz(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは8月31日10時開始を予定しています。

新株予約権型
目標募集額:720万円、上限募集額:9999万円
事業会社/CVC出資実績あり
エンジェル出資実績あり
類似上場企業:PostPrime <198A> [東証G]、カヤック <3904> [東証G]、ウォンテッドリー <3991> [東証G]、モイ <5031> [東証G]、jig.jp <5244> [東証G]

「子どもの・子どもによる・子どものためのSNS」

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

4kizは、15歳以下の子ども向けSNSアプリ「4kiz(フォーキッズ)」を開発・運営しており、「子どもの・子どもによる・子どものためのSNS」をコンセプトに安心安全な環境下で創造性や、つながりを得る機会を提供しています。

2022年にiOS/Android版をリリース後、地上波テレビに取り上げられるなど認知獲得に成功、ユーザー数を伸ばしているほか、投稿やコメントも活発化しており、平均利用時間も高い水準で推移しているそうです。

今後はユーザー数10万人達成を目指して、企業とのタイアップや広告収入などの収益基盤を強化していく計画で、子ども向けメーカーや新規参入を狙う企業から引き合いがあるといい、インフルエンサー化している子どもと商品開発の準備を進めています。

SNSリテラシー教育が求められる学校からの需要も見込んでおり、都内の私立小学校でワークショップを開催するなど営業活動を強化。また、昨年、6言語でのグローバル配信も開始し、世界規模でユーザー拡大を見据えています。

「ユーザー数という強固な基盤を構築しながら、企業や教育機関との連携を強め、事業の多角化を推進していきたいと考えています」(同社)

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】
有料サブスクリプション、広告、企業タイアップという3軸のビジネスモデル確立のためには、ユーザー数の拡大が必要。まずは早期に10万人を達成し、子ども向けコンテンツ企業との連携を強めたい。

【解決方法】
口コミでの広がりをさらに加速するべく、「招待機能」を実装予定。子どもたちからの要望も多く、学校や塾などの身近な友達を手軽に招待することが可能に。

安心安全なSNSで子どもの可能性を引き出す

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

子どもを取り巻く環境はこの数十年で、放課後に友達と公園で遊んでいた日常から習い事へ、さらに、家でインターネットやゲームに没頭する日常へ変化していると同社は考えています。

「悪い面ばかりではありませんが、学校教育においても座学が根強く、ネット環境を含めてインプット機会が充実する一方で、創造性や好奇心を育むアウトプット機会は減ってしまっているように感じます」(同社)

小中学生のスマートフォン利用率は年々増加しており、親との共用を含めると約9割に。そうした中、問題視されているのがSNSであり、主要SNSは13歳未満は利用禁止である一方で、子どもたちは年齢を偽って利用しているため、「SNSによるいじめや性犯罪などへと発展するケースが後を絶たず、親の不安も強まるばかりです」(同社)。

「本来、SNSはもっと自由なツールです。子どもと親、それぞれがSNSリテラシーを高め、安心安全な環境を構築することができれば、子どもたちの可能性を大いに引き出すツールになると考えています」(同社)

市場の魅力・事業内容・特徴・ビジネスモデル

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(出典:FUNDINNO)

SNSは魅力的な面を持つ一方で、不適切なコンテンツや悪意ある大人の目にさらされるリスクを伴うものですが、それでも海外では、子ども専用SNSが広まっているそうです。「子ども版TikTok」として認知されている米国発SNSは、ユーザー数300万人を突破し、約30億円の資金調達に成功するなど急速に成長しているといいます。

同SNSは動画投稿に特化しており、「コメントができない」「ポジティブな絵文字しか使用できない」などの安全対策がなされているそうです。

一方、「4kiz」は徹底した安全対策を行い、動画投稿のほか、画像投稿やコミュニティ内でのチャットなど自由度の高い機能で差別化し、「グローバル市場でも価値を感じていただけると自負しています」(同社)。

すでに日本語・英語・インドネシア語・タイ語・ベトナム語・韓国語の6言語対応を完了し、数千人の海外ユーザーを獲得。将来的に世界1億人のユーザーを見据えており、まずはアジア圏でプレゼンスを高めていきたい考えです。

国内では、学校でのタブレットやパソコンの普及、高速ネットワーク環境の整備が進む中、同社はSNSリテラシー教育に注力する学校に対して、ワークショップ等を通じて「4kiz」の認知拡大に取り組み、引き合いが増えているといいます。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

「4kiz」は4〜15歳の子どもを対象としたSNSで、安心安全な環境下で創作意欲や、つながりを得ることができるそうです。

編集機能を備えた動画・画像の投稿、シェア、コメント、フォローなどの基本機能のほか、共通の趣味などでつながるコミュニティ機能も。絵や歌、自由研究、プログラミングなど自信作をシェアしてフィードバックを得ることで創作意欲を増進します。

コミュニティ活動も活発化しており、「マインクラフト好き」「猫好き」「鉄道好き」などさまざまなコミュニティが誕生。今後はコミュニティと企業をつなぎ、「ゲーム好きとゲーム会社」「鉄道好きと鉄道会社」など相互にメリットを得られるつながりを創出していく計画です。

安心安全の担保については、投稿画像・動画に不適切な表現が含まれていないかを検知するAI機能や親による投稿前承認、NGワード、利用時間などを詳細に設定することができるほか、顔写真を控え、ニックネームとすることで匿名性を高めています。

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(出典:FUNDINNO)

「子どもによる・子どものためのSNS」実現のため、「CIO(最高ソウゾウ責任者)」という取り組みを行い、企画段階からアイデアや意見を出し、機能改善や経営方針にまで反映させることを目的に、全国のユーザーから公募、選任しました。

選任された子どもは1年間、同社の定例企画会議に参加し、さまざまな企画検討を行う中で、有識者インタビューやテレビ出演など学校では得られない貴重な体験をし、メディアの注目も集めたそうです。

こうした取り組みの結果、「4kiz」ユーザーは親からの推薦ではなく、子ども自らアプリを見つけて、親に紹介するケースが圧倒的に多いといいます。子どもたちから、事務局にアイデアや意見が頻繁に寄せられるようにもなったそうです。

「引き続き、子どもとの共創機会を通じて独自の価値を高めていきたいと考えています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

X、Instagramなどの主要SNSにはいずれも「13歳以上」という年齢制限があり、米国では、児童オンラインプライバシー保護法により、13歳未満を対象としたオンラインサービス事業者が子どもの個人情報を収集する際には、親から検証可能な同意を得る必要があるそうです。

日本には、米国のような厳しい規制はないものの、大手企業がリスクを負ってまで、子ども向けSNSへ参入してくることは考えにくいと同社は見ています。

「子どもの安全性を担保したSNS運営の難しさが露呈する中、弊社は開発初期段階から安全性を追求した機能改善を迅速に行い、トラブル件数ゼロを維持してきました。開発チームにもこうしたノウハウが蓄積されており、新興企業が参入してきても、有利なビジネス展開ができると自負しています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

「4kiz」は今年、スタンプなどの追加機能を提供する月額300円(税込)の有料プランをリリースし、ユーザー数を伸ばしています。

ユーザー数を増やすことで広告媒体としての価値を高め、ゲームやおもちゃメーカー、教育コンテンツを提供する企業との連携を強めていく計画です。「15歳以下にターゲティングできるとともに、親や祖父母にまでリーチできる点が『4kiz』の強みであると自負しています」(同社)。

「4kiz」ユーザーと企業をマッチングするタイアップ案件については、商品開発のアイデア提供やアンケート回答、商品リリース後の投稿促進など、豊富な企業メリットを年間100万円(税込)〜で提供していくといいます。

子ども向け市場へのアプローチやリサーチに苦戦するメーカーのニーズを見込んでおり、「10万人程度までユーザー数が拡大すれば、小学生向けの著名雑誌の読者数と同程度になってくるため、価値を実感していただけると考えています」(同社)。

今後の成長に向けて

(1)2028年よりIPO準備開始

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(出典:FUNDINNO)
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(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

短期的にはユーザー数の拡大に専念し、SNS広告や企業タイアップなどのビジネスモデルを確立していきたい考えです。現在も四半期ごとに約2倍のペースで増え続けていますが、招待機能の実装により、ユーザー獲得を強化するとしています。

同機能は、ラインの友達追加のように同級生など身近な友達を気軽に招待することが可能。かねて多数のリクエストがあったといい、実装により口コミでの広がりを促進し、早い段階で10万ユーザーを突破する計画です。

「4kiz」では、共通の趣味や悩みを持つ友達とコミュニティを立ち上げ、情報交換を行うことができますが、中には探究心が強く、より専門性の高い情報を求める子どももいるそうです。

「そこで、昆虫や魚などの生物博士や絵本作家などの専門家アカウントを開設し、知識欲を満たせる環境を整備していきたいと考えています。また、サッカークラブや英会話教室、プログラミング教室などグループ単位での利用も促進していくことで、ユーザー数の大幅な拡大を図っていきます」(同社)

昨年夏より、6言語でのグローバル配信を開始しており、「今後はさらなる多言語化を進めつつ、言語の壁をなくす自動翻訳機能を標準装備することで、海外展開を本格化する計画です」(同社)。

(3)中長期計画

将来的に、強固なユーザー基盤を構築することで事業の多角化を推進していく計画です。「4kiz」の対象は4〜15歳と幅広いため、幼児から小学生、中学生へと成長していく過程でライフサイクルに応じた教材コンテンツの開発を考えています。

「対象年齢によって、さまざまな企業が参入していますので、アライアンスを強化しながら事業拡大に取り組んでいきたいと考えています」(同社)

(4)2031年11月期にダウンロードユーザー数1000万人突破を計画

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

株主構成

同社は事業会社、エンジェル投資家より出資を受けています。

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・PostPrime <198A> [東証G]
・カヤック <3904> [東証G]
・ウォンテッドリー <3991> [東証G]
・モイ <5031> [東証G]
・jig.jp <5244> [東証G]

発行者・募集情報

■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社4kiz
東京都渋谷区恵比寿1-5-7 昭和えびすビル スタートアップえびす504号室
資本金:25,000,000円(2024年7月23日現在)
発行済株式総数:55,000株(同)
発行可能株式総数:200,000株
設立日:2021年12月1日
決算日:11月30日

■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 本山勝寛

■本新株予約権の数(以下の個数を上限とする)
9,999個

■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円

■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
900,000円コース(90個)
1,800,000円コース(180個)
2,700,000円コース(270個)
3,600,000円コース(360個)
4,500,000円コース(450個)
9,000,000円コース(900個)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、450,000円コース(45個)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,000,000円コース(900個)を上限とする。

■申込期間
2024年8月31日〜9月17日

■目標募集額
7,200,000円(上限募集額 99,990,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は79,920,000円とする。

■払込期日
2024年10月10日

■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額720万円を以下の目的に充てる予定。
開発費 561万円
手数料 158万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額9,279万円(目標募集額720万円と上限募集額9,999万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
開発費 2,747万円
広告宣伝費 3,660万円
営業費 830万円
手数料 2,041万円

■連絡先
株式会社4kiz
電話番号:080-6085-4326
メールアドレス:info@4kiz.jp

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

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