ETF売買動向=28日前引け、野村医薬品、MX前向きが新高値

28日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比0.2%減の1057億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同2.7%増の928億円だった。

個別ではiFreeETF 日経高利回りREIT指数 <210A> 、グローバルX レジャー&エンターテインメント <2645> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、NEXT 医薬品 <1621> 、グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETF <2639> など7銘柄が新高値。東証REITインバースETF <2094> 、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> 、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> は3.77%安、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> は3.77%安、上場中国A株パンダ <1322> は3.14%安、東証グロース・コアETF <1563> は3.05%安と大幅に下落。

日経平均株価が89円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金699億8200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均885億700万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が55億2900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が44億4000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が36億9500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が28億4000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が24億7000万円の売買代金となった。