日経225先物は11時30分時点、前日比850円高の3万8020円(+2.28%)前後で推移。寄り付きは3万7850円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万7820円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。3万7910円まで買われた後に3万7710円まで上げ幅を縮め、その後は3万7750円〜3万7900円辺りでの保ち合いを継続。ただし、中盤辺りからレンジを上放れると、終盤にかけて3万8000円を回復し、3万8090円まで買われた。
日経225先物は3万8000円手前で売り買いが交錯していたが、終盤にかけて3万8000円を回復した。ランチタイムで上げ幅を広げており、16日に付けた高値3万8140円を突破してきたことから、後場はインデックスに絡んだ買いが入りそうだ。ショートカバーの動きも意識されるなか、上へのバイアスが強まるだろう。
NT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。1419倍に位置する200日線を上回っての推移をみせている。日経225先物が3万8000円を上放れてくるなか、14.00倍〜14.20倍辺りの直近のレンジを明確に突破する展開が意識されそうである。ややNTロングを想定したスタンスに向かいやすい。