ETF売買動向=7日前引け、野村ESGカが10.31%高

7日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比32.4%増の4808億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同48.4%増の4260億円だった。

目立った値動きではNEXT MSCIジャパンカントリーESG <2643> が10.31%高、NEXT 銀行 <1631> が9.20%高、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> が8.35%高、NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> が8.13%高、NEXT 電機・精密 <1625> が7.32%高と大幅な上昇。

一方、MAXIS米国国債20年超(為替ヘッジあり) <183A> は15.18%安、MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジなし) <2838> は6.19%安、MAXIS米国国債20年超(為替ヘッジなし) <182A> は4.22%安、MAXIS米国株式(S&P500) <2630> は4.00%安、グローバルX フィンテック-日本株式ETF <2836> は3.52%安と大幅に下落した。

日経平均株価が789円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2665億7600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1432億8000万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が388億7200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が264億円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が178億3400万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が176億8000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が162億5000万円の売買代金となった。