ETF売買動向=6日前引け、日興仏債ヘ有、野村仏十債Hが新高値

6日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.6%減の3631億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同9.1%減の2870億円だった。

個別ではNEXT FUNDS ブルームバーグ・ドイツ国債 <2245> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、上場インデックスファンドフランス国債(ヘッジあり) <2862> が新高値。NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、One ETF ESG <1498> 、グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF <2565> 、NEXT NOTES東証REIT <2066> 、iFreeETF MSCIジャパン <1653> など17銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が19.17%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が18.92%高、NEXT 不動産 <1633> が17.11%高、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が16.30%高、NEXT 野村日本株高配当 <2048> が13.10%高と大幅な上昇。

一方、iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF <1477> は11.95%安、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は6.57%安、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> は6.49%安、MAXIS米国国債7-10年(為替ヘッジなし) <2838> は4.92%安、東証REITインバースETF <2094> は3.93%安と大幅に下落した。

日経平均株価が2957円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1510億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1276億200万円を大幅に上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が320億6400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が192億3000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が183億5700万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が153億8900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が139億3100万円の売買代金となった。