ETF売買動向=5日大引け、全銘柄の合計売買代金8224億円

5日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比35.3%増の8224億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同37.1%増の6250億円だった。

個別ではiシェアーズ MSCI ジャパン気候変動 <2250> 、TOPIXベア上場投信 <1569> 、iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、グローバルX 超長期米国債 (為替ヘッジあり) <179A> 、NEXT 日経平均インバース <1571> など9銘柄が新高値。NEXT 機械 <1624> 、グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETF <2639> 、半導体フォーカス日本株(ネットリターン)ETN <163A> 、MAXIS米国国債1-3年(為替ヘッジなし) <181A> 、SMDAM Active ETF 日本高配 <2011> など164銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではiFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が10.35%高、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> が9.16%高、NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> が7.84%高、iFreeETF S&P500 インバース <2249> が7.55%高、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> が7.09%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 銀行 <1631> は20.34%安、NEXT 金融 <1632> は19.70%安、NEXT 原油ブル <2038> は18.73%安、NEXT 野村日本株高配当 <2048> は17.72%安、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は15.38%安と大幅に下落した。

日経平均株価が4451円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2929億8100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2141億7300万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が815億4800万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が643億100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が363億2200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が235億6400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が215億1900万円の売買代金となった。