ETF売買動向=2日前引け、GX超長米Hが新高値

2日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.8%増の3833億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同18.3%増の2873億円だった。

個別ではグローバルX 超長期米国債 (為替ヘッジあり) <179A> が新高値。iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF <201A> 、iFreeETF 日経高利回りREIT指数 <210A> 、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> 、WisdomTree 農産物上場投資信託 <1687> 、グローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> など25銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではiFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が8.86%高、iFreeETF S&P500 インバース <2249> が5.91%高、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> が4.92%高、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が3.22%高、iFreeETF S&P500 インバース <2238> が3.04%高と大幅な上昇。

一方、グローバルX 半導体 ETF <2243> は9.91%安、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は9.42%安、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> は8.45%安、NEXT 金融 <1632> は8.41%安、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> は8.28%安と大幅に下落した。

日経平均株価が1864円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1644億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1136億1200万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が327億4000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が203億8500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が122億4600万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が113億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が108億200万円の売買代金となった。