ETF売買動向=1日前引け、iF米債先ベ、WT穀物が新安値

1日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比104.4%増の3047億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同106.6%増の2429億円だった。

個別ではNEXT インドベア <2047> 、iFreeETF 米国10年国債イン <140A> 、WisdomTree 穀物上場投資信託 <1688> 、WisdomTree 大豆上場投資信託 <1697> 、WisdomTree とうもろこし上場投資信託 <1696> など10銘柄が新安値。

そのほか目立った値動きではiFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> が4.37%高と大幅な上昇。

一方、グローバルX ロボティクス&AI-日本株式ETF <2638> は20.14%安、NEXT 不動産 <1633> は7.10%安、NEXT 野村日本株高配当 <2048> は6.19%安、NEXT 金融 <1632> は5.80%安、NEXT 自動車・輸送機 <1622> は5.48%安と大幅に下落した。

日経平均株価が1007円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1710億2700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1136億5800万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が150億600万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が117億500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が107億2200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が97億2000万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が79億400万円の売買代金となった。