ETF売買動向=31日大引け、全銘柄の合計売買代金5060億円

31日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比127.4%増の5060億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同137.3%増の4284億円だった。

個別ではNEXT 医薬品 <1621> 、グローバルX ロボティクス&AI-日本株式ETF <2638> が新高値。WisdomTree 農産物上場投資信託 <1687> 、WisdomTree 穀物上場投資信託 <1688> 、WisdomTree とうもろこし上場投資信託 <1696> 、グローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、WisdomTree 大豆上場投資信託 <1697> など6銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が5.04%高、NEXT 銀行 <1631> が4.91%高、グローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> が4.60%高、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> が4.27%高、MAXIS日経半導体株上場投信 <221A> が4.22%高と大幅な上昇。

一方、中国H株ベア上場投信 <1573> は3.05%安と大幅に下落した。

日経平均株価が575円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2228億3000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1871億6600万円を大幅に上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が393億9700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が295億100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が279億2600万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が268億5500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が194億700万円の売買代金となった。