29日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比9.1%増の2277億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同11.3%増の1954億円だった。
個別ではグローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> が新高値。WisdomTree 農産物上場投資信託 <1687> 、WisdomTree 穀物上場投資信託 <1688> 、WisdomTree 小麦上場投資信託 <1695> 、WisdomTree とうもろこし上場投資信託 <1696> 、WisdomTree 大豆上場投資信託 <1697> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> が4.45%高、NZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が3.74%高、NEXT NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN <2040> が3.06%高と大幅な上昇。
日経平均株価が748円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1356億9900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1088億6800万円を大きく上回る活況となった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が115億8400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が92億6700万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が89億9800万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が78億4300万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が71億6700万円の売買代金となった。