<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2024年7月19日

今週の日経平均終値は4万63円で、前週末比1126円安でした。

今週の日経平均は4週ぶりの大幅反落となりました。日銀の円買い介入(円高)、バイデン政権の対中半導体輸出規制強化がダブルパンチとなり、気持ちよく最高値を更新していた日経平均は虚を突かれた格好で急反落に転じています。もともと短期に買われ過ぎて過熱感のあったところなので良いお湿りと言えなくもないですが、一方で日経平均を上げる2大材料(円安と米ハイテク株高)に小さいとはいえヒビが入ったことは当面は影響が残りそうです。週足上ではまだ6週移動平均線(3万9860円)すら割り込んでいないので基調としてはとりあえず上昇維持となります。ただ、高値圏で大きな週足陰線を引いたので、ここまでの急騰の流れは止まったでしょう。当面は4万円前後で下値を固める日柄調整に入りそうです。(ストック・データバンク 編集部)