ETF売買動向=9日大引け、全銘柄の合計売買代金3733億円

9日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比86.1%増の3733億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同104.7%増の3197億円だった。

個別ではNEXT アセアン好配当ETN <2043> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、スマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、MAXIS全世界株式(オール・カントリー) <2559> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) <2840> など83銘柄が新高値。NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> 、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> 、TOPIXベア上場投信 <1569> など21銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではグローバルX NASDAQ100・カバード・コール <2865> は3.37%安と大幅に下落。

日経平均株価が799円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2195億9100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1506億2900万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が230億3000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が165億6700万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が128億6100万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が119億2100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が88億7100万円の売買代金となった。