9日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比59.1%増の1860億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同79.8%増の1575億円だった。
個別ではiFree JPX プライム 150 <2017> 、上場インデックスファンド海外債券毎月分配型 <1677> 、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり) <2841> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 <2558> など56銘柄が新高値。NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、iFreeETF 日経平均ダブルインバース <1366> 、iFreeETF 日経平均インバース <1456> 、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> 、日経平均ベア上場投信 <1580> など13銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではグローバルX NASDAQ100・カバード・コール <2865> は3.45%安と大幅に下落。
日経平均株価が606円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1091億1400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金814億8400万円を大きく上回る活況となった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が97億9900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が76億4400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が73億5100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が68億9100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が41億9500万円の売買代金となった。