ETF売買動向=28日前引け、日興SP5百、iFTPWブが新高値

28日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比24.6%増の1784億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同21.4%増の1426億円だった。

個別ではグローバルX 革新的優良企業 <178A> 、スマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、iシェアーズ米国債1-3年ETF <2620> 、iシェアーズ 米国総合債券 ETF <2256> 、NEXT ブルームバーグ米国国債 為替ヘッジなし <2647> など81銘柄が新高値。iFreeETF 日経高利回りREIT指数 <210A> 、iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> 、iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> 、JPX日経400ベア2倍上場投信(ダブルインバース) <1469> など11銘柄が新安値をつけた。

日経平均株価が386円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1077億300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金858億4800万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が68億6500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が67億8900万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が55億3400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が45億9800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が35億3900万円の売買代金となった。